コラム

租税法律主義

2015.12.04 [ 税金とは何か? ]

今回は税法の3大原則の一つである「租税法律主義」について記載したいと思います。

◇内容
国や地方公共団体は、法律の根拠に基づかずに税金を課すことはできない、
という考え方です。つまり、国民は法律の根拠がないものについては納税義務がない、
ということになります。

◇租税法律主義がもらたすもの
必ず法律に基づいて課税されるため、自分は税金を払うべきなのか、
もしくはいくら払えばいいのかを事前に知ることが出来ます。
法律の制定には議会の決議が必要なため、権力者が自分勝手な
増税をすることもできません。

これによって、日々の生活を安定させることが出来ます。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが昔は権力者の一存でいきなり税金を
増やしたりしている時代がありました。「来月から隣の国と戦争します。なので
年貢を2割増しにします」などと言われたら、生活に与えるダメージは深刻です。

歴史的には1215年、当時のイギリスの「マグナ・カルタ」という憲章において、
はじめて租税法律主義がうたわれたと言われています。

今や当たり前の内容も、長い歴史の中で徐々に作り上げられてきたものだといえます。

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