コラム

ある新人薬剤師さんのお話

2016.02.08


私は前職で人材サービスの会社で、
沢山の人の「はたらく」を見てきました。

人が会社から新しい仕事を任されたとき、
反応は概ね2パターンに分かれると感じています。

1、「やらされている」「押し付けられた」という不満の気持ちで仕事に臨む人
2、「成長の機会だ!と捉えて前向きに仕事に臨む人

先日、あるお客様の全社会議に参加させて頂きました。
病院横の門前薬局を兵庫県下に6店舗出店されている、
規模の大きな調剤薬局です。

そこで、入社1年目の薬剤師さんとお話しする機会がありました。

その方は新卒で入社後、内科中心の店舗に配属されました。
訪問するたびに一生懸命働かれている姿が印象的でした。

入社からしばらく経った頃、少し離れた眼科中心の店舗で
急な欠員があり、その新人薬剤師さんがヘルプとして、
掛け持ちでその店舗に入ることになりました。

私がお会いしたのは、内科と眼科の掛け持ちが3か月ほど続いたタイミングでした。

懇親会の席で、ある先輩社員が質問されました。「2つの店舗を掛け持ちするのは大変でしょう?」

その新人薬剤師さんは即座に、
はい、でも、内科でもたまに目薬が処方されます。
そんな時に、とても自信をもって対応できるようになりました!
と答えられていました。

その前向きさと当事者意識に、率直にすごいと思いました。

入社1年目といえば、覚えることばかりで失敗も多く、
いっぱいいっぱいの日々ではないかと推測されます。

そんな状況の中で彼は、急に降ってきた新しい仕事を
自分の成長の機会ととらえ、そこで得た知識を
他の業務にも活かしていらっしゃいました。

きっと彼は今後素晴らしい薬剤師さんになっていかれることと思います。

そして自分自身、日々そんな前向きな気持ちで仕事ができていなかったと
気づくことができ、とても良い刺激を頂くことが出来ました。

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