コラム

中古車は1年で全額経費にできる、は本当か。

2016.03.18

3月末が近づき、多くの企業が期末を迎えようとしています。
この時期よく「中古車は1年で全額経費になると聞きました!買うべきでしょうか!?」
という質問を受けます。これは本当でしょうか?解説します。

【『1年で全額経費』はウソではない】
例えば4年落ちの普通車を買った場合、減価償却は2年で行うことになります。
このとき定率法2年の償却率が1.0であるため、例えば40万円の中古車だった場合、
減価償却費は40万円×1.0=40万円となり、(正確には簿価1円は残りますが)、
『全額経費』は誤りではありません。

【でも、実際は全額経費計上できない】
減価償却には「月数按分」という考え方があります。
車を所有していた月数分だけ減価償却して下さいね、というものです。
なので期末の月に40万円の車を買っても、1か月しか所有していないため、
40万円 × 1.0 × 1/12月 = 33,333円 しか費用計上できないことになります。

ですので、期末にバタバタと車を購入しても節税効果は薄いといえます。

また、節税対策をして税金が減るということは、会社の利益も減り、手元に残る
現金も減るということです。「その車、本当に必要か
是非慎重にご検討頂ければ、と思います。


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