コラム

仕訳の『摘要』、何を書ていますか?

2016.03.22

帳簿には『摘要』という欄があります。
「摘要は適当に書いています」という方もいます、が、摘要はとても大事な項目です。
そこで今回は、摘要は何故書くのか、何を書くのか解説します。

【「何故書く?」⇒消費税で損をしないため】
消費税法は帳簿に書くべきことが決まっており、その決まりが満たされていない取引は、
経費として認められない可能性があります。当然経費になるものなのに、摘要を書いていないばかりに
税務調査で否認された...ということを防ぐためにも、摘要はきちんと書きましょう。

【「何故書く?」⇒過去の取引を見直すために】
経営分析をするとき、銀行から融資を受けるときなど、過去の取引を見直したいケースは多くあります。
中小企業のビジネスは複雑です。摘要の情報が薄いので、苦労して昔の領収書を出してきたけど、
やっぱり肝心なことは分からない・誰も覚えていない...。 そんなことにならないよう、摘要は分かりやすく書きましょう。

【「何を書く?」⇒4要件と分かりやすさ】
消費税法上は以下の4要件を満たせばOKです。
1、取引の相手方の名称
2、取引の年月日
3、取引の内容(買ったもの・受けたサービス)
4、取引の金額 を書けば良いことになっています。
このうち、2、年月日と4、金額は必ず書くと思いますので、 1、取引の相手方と3、取引の内容を摘要に書くようにしましょう。

そして見直した際に分かりやすいよう「赤の他人が初見で理解できる」、 そんな摘要であれば完璧です。

後々損をしないために、そして帳簿を使える経営資料とするために、
最初は少し時間がかかりますが、摘要を頑張って書きましょう!

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